Bunkamura公式

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Bunkamuraはさまざまな文化・芸術の発信を通じて、多様な価値観が響きあう社会を目指します。これからも文化を。これからの物語を。#Bunkamura

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  • Behind Bunka

    「Behind Bunka」では、文化芸術を支える“裏方の役割”にスポットライトを当て、ご紹介しています。

  • Bunka Baton

    “文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語っていただいています。

  • Bunkamura History

    「Bunkamura History」では、Bunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信してきたのか振り返ります。

  • Bunka Essay

    「Bunka Essay」では、文化・芸術についてのちょっとした疑問や気になることを取り上げていきます。

  • Bunkamura Report

    「Bunkamura Report」では、Bunkamuraで開催したイベントのレポートや、主催企画を開催する劇場やホールをご紹介するレポートなどを配信していきます。

  • Bunkamura Challenge~人の心に…

最近の記事

諦めることのない連携プレーをどんな作品でも貫きたい/舞台監督の仕事

“プロ中のプロ”として、さまざまな芸術作品の土台づくりを担うプランナー&スタッフに迫る「Behind Bunka」。今回は、創作の過程すべてを把握し見守る舞台監督の仕事について深掘りします。取材させていただくのは、幼い頃から「つくる」喜びにめざめ、長じて故 蜷川幸雄さんの薫陶を受けた足立充章さん。現在上演中の舞台『台風23号』、その制作開始から間もない2024年9月初旬に、稽古場でお話をうかがいました。個性豊かなアーティストの創作に寄り添い、共に歩む仕事人のこだわりと喜びとは

    • 若きマエストロが大切に守っている信念とは/アンドレア・バッティストーニさんインタビュー

      “文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者を務める一方、世界の主要歌劇場・オーケストラと共演を重ねている気鋭のイタリア人指揮者アンドレア・バッティストーニの登場です。 恩師の厳しい指導から学んだ 指揮者にとって必要な“準備と知識”イタリアの名門スカラ座に史上最年少の24歳で出演するなど、みるみる頭角を現していったアンドレア・バッ

      • クラシック音楽界の若き才能たちにチャンスを!『未来の巨匠コンサート』

        Bunkamuraが“文化・芸術の新たな担い手の発掘”の一環として1992年からスタートした『未来の巨匠コンサート』。2024年は10月13日にオーチャードホールで開催し、ヴァイオリニストの若尾圭良とピアニストの奥井紫麻という将来を嘱望される “未来の巨匠”たちの演奏をお届けいたします。そこで今回は、過去に出演したアーティストたちを振り返りながら『未来の巨匠コンサート』の歴史と意義について紹介します。 国内外の優れた若手音楽家を日本に紹介する場としてスタート文化・芸術が時代

        • ヨハン・シュトラウスは一人ではない?生涯をワルツに捧げた父I世と息子II世(踊るクラシック!ここから始める舞曲入門③)

          オーチャードホールと横浜みなとみらいホールの2拠点からの“東横シリーズ”として、2024年11月にスタートする『N響オーチャード定期2024/2025』。新シリーズは<Dance Dance!>をテーマに、舞曲を中心に心躍る名曲の数々を演奏します。「Bunka Essay」ではこの新シリーズをより楽しむためのポイントを、全5回に分けて掘り下げていきます。第3回では、ウィーンの新年の風物詩「ニューイヤー・コンサート」などで今も親しまれ、N響オーチャード定期第131回のテーマでも

        諦めることのない連携プレーをどんな作品でも貫きたい/舞台監督の仕事

        • 若きマエストロが大切に守っている信念とは/アンドレア・バッティストーニさんインタビュー

        • クラシック音楽界の若き才能たちにチャンスを!『未来の巨匠コンサート』

        • ヨハン・シュトラウスは一人ではない?生涯をワルツに捧げた父I世と息子II世(踊るクラシック!ここから始める舞曲入門③)

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        • Behind Bunka
          5本
        • Bunka Baton
          27本
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        • CAS通信
          6本

        記事

          感動が生まれる場所~劇場紹介その⑧ 浜離宮朝日ホール

          Bunkamuraの主催企画を開催する劇場やホールをご紹介するレポート。「一度は生で音楽や演劇を鑑賞してみたい」と思っている方が気軽に足を運ぶきっかけになるよう、またすでに何度も足を運んでいる方も「このホールはこうなっていたのか!」と新たな発見を得られるよう、様々な角度から劇場・ホールの特徴に迫ります。 第8回は、東京都心の築地にある室内楽ホールで、豊かな音の響きが世界的に高く評価されている「浜離宮朝日ホール」です。 世界標準の美しい音の響きを誇る室内楽ホール「室内楽を中心

          感動が生まれる場所~劇場紹介その⑧ 浜離宮朝日ホール

          特別ワークショップレポート 第三弾 井上芳雄先生

          舞台芸術の第一線で活躍するゲスト講師を招いての〈特別ワークショップ〉は、「コクーン アクターズ スタジオ(CAS)」の特色であり、学びのための強力な武器。7月21日は日本のミュージカル界を牽引する俳優の一人であり、ストレートプレイから映像作品までジャンルを超えた多彩な創作で存在感を示す井上芳雄さんをお招きし、シアターコクーンの舞台と客席を使った講座を実施しました。  はじまりは、井上先生がシアターコクーンの舞台に立った作品と記憶を紐解くトークから。初登場は当時、コクーンと彩

          特別ワークショップレポート 第三弾 井上芳雄先生

          普段入ることのできない場所にも潜入!館内ツアー「Bunkamuraクルーズ」レポート

          渋谷の魅力をまち一体となって発信するため、新たな公共的な施設の整備や大規模建築物のオープンといった節目に合わせて2018年から実施しているイベント「まちびらき」。そのⅢ期目となる「SHIBUYAまちびらき2024-あたらしい景色をソウゾウしよう-」では、普段入ることのできない渋谷の場所に入ったり特別な体験ができる「OPEN CITY体験」が行われ、Bunkamuraも1日限りの特別プログラムとして館内ツアー「Bunkamuraクルーズ」を開催しました。今回はその模様をレポート

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          【2002年のBunkamura】マシュー・ボーンの新作舞台やエクサンプロヴァンス国際音楽祭のオペラ『フィガロの結婚』など待望の作品が次々と日本上陸

          「Bunkamura History」では、1989年にBunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信したのか振り返ります。今回は、2002年に各施設で行った公演や展覧会を紹介します。 ■オーチャードホール①:マシュー・ボーン率いるAMPが初来日!新作モダンバレエ『ザ・カー・マン』を上演人気演出・振付家のマシュー・ボーンが中心となって1987年に設立し、男性版『白

          【2002年のBunkamura】マシュー・ボーンの新作舞台やエクサンプロヴァンス国際音楽祭のオペラ『フィガロの結婚』など待望の作品が次々と日本上陸

          豊かな音色を奏でる気鋭のヴァイオリニスト/東 亮汰さんインタビュー

          “文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、日本音楽コンクール第1位など数々の受賞歴を持つ東 亮汰さんに、ヴァイオリニストとしての原点や演奏へのこだわり、さらに自身が見据える未来まで広く語っていただきました。 日本音楽コンクールで3年連続予選落ち…その壁を乗り越えたことで今があるお母様がアマチュアオーケストラに所属するヴァイオリニストで、家ではヴァイオリンの練習音やCD

          豊かな音色を奏でる気鋭のヴァイオリニスト/東 亮汰さんインタビュー

          「そもそも国際映画祭って?」映画祭の役割の中でも特に大きな2本柱を解説

          日ごろニュースを見ていて、「日本の監督がカンヌ国際映画祭の賞に輝いた!」などといった記事が飛び込んでくると、なんだか誇らしい気持ちになります。でも「そもそも国際映画祭って?」「一体どんなことが行われているの?」と、実は知らないことばかり。そこで実際に、世界の映画祭に足を運んできたBunkamuraスタッフへの取材を元に、世界三大映画祭と呼ばれるカンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭をピックアップして、映画祭の役割の中でも特に大きな2本柱について解説します

          「そもそも国際映画祭って?」映画祭の役割の中でも特に大きな2本柱を解説

          生きている過程、その延長に映画を作れたらいい/山中瑶子さんインタビュー

          “文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。第77回カンヌ国際映画祭で高い評価と話題を呼び、「国際映画批評家連盟賞」を史上最年少で見事受賞した『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督にお話を伺いました。 生きている過程、 その延長に映画を作れたら『ナミビアの砂漠』の主演・河合優実さんは、高校生のときに山中監督の初監督作品『あみこ』を観て「女優になります」と書いた手紙を監督に手渡したそうで

          生きている過程、その延長に映画を作れたらいい/山中瑶子さんインタビュー

          ロシア・ピアニズムに魅せられて/奥井紫麻さんインタビュー

          “文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、8歳でオーケストラと初共演し、12歳でロシアに留学、世界各地で演奏活動を繰り広げているピアニスト、奥井紫麻さんをクローズアップします。 ロシア人の先生による厳しくも愛のあるレッスン幼少時代から誰もが驚くような才能を発揮していた奥井さんですが、ピアノをはじめたのは5歳半のとき。きっかけは、ピアノよりも早くはじめていたバレエでした

          ロシア・ピアニズムに魅せられて/奥井紫麻さんインタビュー

          室内楽もオーケストラも貪欲に取り組む!/水野優也さんインタビュー

          “文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、室内楽からオーケストラまで幅広いフィールドで活躍しているチェリストの水野優也さんに、そうした精力的な活動に挑む思いや自らの目指す道について語っていただきました。 演奏を楽しむことに明け暮れていた少年時代に訪れた転機水野優也さんは2020年の第89回日本音楽コンクールでチェロ部門第1位など各賞を総なめにするなど、将来を期待される

          室内楽もオーケストラも貪欲に取り組む!/水野優也さんインタビュー

          愛すべき祖国の舞曲から生まれたショパンとリストの名曲(踊るクラシック!ここから始める舞曲入門②)

          オーチャードホールと横浜みなとみらいホールの2拠点からの“東横シリーズ”として、2024年11月にスタートする『N響オーチャード定期2024/2025』。新シリーズは<Dance Dance!>をテーマに、舞曲を中心に心躍る名曲の数々を演奏します。「Bunka Essay」ではこの新シリーズをより楽しむためのポイントを、全5回に分けて掘り下げていきます。第2回では、ロマン派を代表する作曲家であるショパンとリストの舞曲との関係をクローズアップ。それぞれポーランドとハンガリーから

          愛すべき祖国の舞曲から生まれたショパンとリストの名曲(踊るクラシック!ここから始める舞曲入門②)

          特別ワークショップレポート 第二弾 鵜山仁先生

           7月11日と18日に開催された〈特別ワークショップ〉には、鵜山仁先生(文学座)が登場。聞くところによるとこの人選は、松尾スズキ主任たっての希望だったとか。井上ひさしの傑作『紙屋町さくらホテル』を教材に「戯曲とキャッチボール」と題し、日本演劇界を代表する演出家から直接学ぶ貴重な時間となりました。  11日は着席での読み合わせ。事前に役を割り振られた生徒たちは3グループに分かれ、ひと場面を読んでいきます。全員の声を聞き終わった講師は、フレーズごとに台詞の音を彩り豊かに変えてい

          特別ワークショップレポート 第二弾 鵜山仁先生

          戯曲を読み込み、俳優が舞台で何かを起こすための「設計図」を描く/翻訳家の仕事

          文化芸術を支える“裏方の役割”にスポットライトを当てる「Behind Bunka」。第4回は、海外戯曲の翻訳家に迫ります。アーサー・ミラー、テネシー・ウィリアムズなど20世紀を代表する大劇作家から、トム・ストッパード、サイモン・スティーヴンスなど現在も活躍中の劇作家まで、幅広い作品の翻訳を手がける広田敦郎さんにお話を伺いました。芝居の骨格となる台本=戯曲翻訳の世界とは? “設計図”としての戯曲9月に上演されるキャリル・チャーチル作『A Number ─数』『What If

          戯曲を読み込み、俳優が舞台で何かを起こすための「設計図」を描く/翻訳家の仕事