Bunkamura公式

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Bunkamuraはさまざまな文化・芸術の発信を通じて、多様な価値観が響きあう社会を目指します。これからも文化を。これからの物語を。#Bunkamura

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  • Bunkamura History

    「Bunkamura History」では、Bunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信してきたのか振り返ります。

  • Behind Bunka

    「Behind Bunka」では、文化芸術を支える“裏方の役割”にスポットライトを当て、ご紹介しています。

  • Bunka Essay

    「Bunka Essay」では、文化・芸術についてのちょっとした疑問や気になることを取り上げていきます。

  • Bunka Baton

    “文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語っていただいています。

  • CAS通信

    Bunkamuraシアターコクーンがつくる演劇の学び場、コクーン アクターズ スタジオ=CAS(キャス)。「CAS通信」では日々のレッスン風景を不定期でお届けします。

  • Bunkamura Challenge~人の心に…

最近の記事

【1999年のBunkamura②】蜷川幸雄と野田秀樹が『パンドラの鐘』で演出対決!大規模な『ゴッホ展』も話題に

Bunkamura History」では、1989年にBunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信したのか振り返ります。今回は、開館10周年を迎えてさまざまな大型企画が行われた1999年を前後編に分け、下半期に各施設で行った公演や展覧会を後編として紹介します。 ■オーチャードホール:Bunkamuraオペラ劇場第3弾『トゥーランドット』を上演Bunkamuraで

    • 技術だけでなく心も後輩たちに伝える、責任の重さと誇り/床山の仕事

      華やかな歌舞伎の舞台が生み出されるまでには、たくさんの凄腕職人たちの力が欠かせません。輝かしい瞬間は彼らの存在があってこそ成り立つのです。そんな大切な仕事を担う職人さんたちの中から、今回は床山さんにお話ししていただきました。東京鴨治床山株式会社の鴨治忠司さんは伝統の技を継承し、第一線で活躍する床山さんです。 時代の風俗に合わせて鬘を作る鬘(カツラ)作りは、まず鬘合わせと言って、鬘屋、床山、役者が集まって相談しながら、役者さんの頭の形に合わせて、土台を作ります。そこへ毛を植え

      • 10人のパーカッショニストが縦横無尽に活躍!打楽器が旋律を奏でる『トゥランガリーラ交響曲』

        10人もの打楽器奏者がステージに上がり、15種類の打楽器を縦横無尽に奏でる交響曲があるのをご存じでしょうか? それは “20世紀交響曲の最高峰”と称される『トゥランガリーラ交響曲』です。今回は、今年6月にオーチャードホールで開催する記念すべき第1000回定期演奏会でこの曲を演奏する、東京フィルハーモニー交響楽団の打楽器奏者の皆さんへの取材を基に、打楽器に注目しながら曲の特徴や聴きどころを紹介します。 “トゥランガリーラ”ってどんな意味? 20世紀屈指の傑作であり異色の交響曲

        • 5歳で歌舞伎に魅せられて、気が付けば歌舞伎俳優に/中村鶴松さんインタビュー

          一般家庭から歌舞伎の世界に入り、十八世中村勘三郎のもとで修業を積み、今では若手の花形歌舞伎俳優として活躍する中村鶴松さん。2024年2月の歌舞伎座では『新版歌祭文 野崎村』の主役、お光を勤め、高い評価を受けました。2年前からは自主公演「鶴明会」も始動。5月の『歌舞伎町大歌舞伎』にも出演が決まっていて、その宣伝ビジュアル撮影でホストに扮したのが、インタビューの日でした。十八世勘三郎が「三人目の倅」と呼んで期待を寄せた鶴松さんの現在地とは? 5歳で歌舞伎に魅せられて普通の家庭か

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        • 5歳で歌舞伎に魅せられて、気が付けば歌舞伎俳優に/中村鶴松さんインタビュー

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        記事

          実は日本人好み!?ブラームスの音楽の魅力とは

          2023年10月からスタートした『N響オーチャード定期』2023/2024シリーズのテーマは<ブラームス・チクルス>。国内外の巨匠がタクトを振り、ブラームスの全4交響曲や「ハンガリー舞曲」などの名曲を演奏します。「Bunka Essay」ではチクルスをより楽しむことができるよう、作曲家ブラームスの特徴や魅力を全5回に分けて紐解いていきます。第4回は、これまで注目してきた作曲家としてのバックグラウンドをふまえ、ブラームスの楽曲の特徴と魅力について改めて迫ります。 古典派の様式

          実は日本人好み!?ブラームスの音楽の魅力とは

          「コクーン アクターズ スタジオ」始動!開講式レポート

          2024年4月、いよいよコクーン アクターズ スタジオ=CAS(キャス)が開講。「CAS通信」では日々のレッスン風景を不定期でお届けします。第1回は4月1日に行われた開講式の様子をレポートします。 はじめにBunkamuraシアターコクーンの芸術監督である松尾スズキが、就任時から構想していた若手のための学び場COCOON PRODUCTION「コクーン アクターズ スタジオ」がいよいよ始動! 新しい年度が始まった4月1日、オーディションを勝ち抜いた18歳から28歳の総勢24

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          フィルムからデジタル上映に移っても変わらない役割と誇り/映写技師の仕事

          文化芸術を支える“裏方の役割”にスポットライトを当てる「Behind Bunka」。第1回は、映画館のスクリーンに映画を投影する映写技師です。1982年から映写技師として活動し、渋谷パンテオン、町田とうきゅうル・シネマ、厚木ミロード、上野東急、池袋東急などで勤務し、現在のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下を含めて映写技師歴42年になる秋元考夫さんが登場。実際にフィルムを触ってきた映写技師さんだからこそのエピソードを聞きました。 映画作品を、スクリーンを介して観客へ届ける

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          【1999年のBunkamura①】「STUDIO コクーン・プロジェクト」や「クレーメル ふたつの顔」など10周年を飾る特別企画が次々と実現

          「Bunkamura History」では、1989年にBunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信したのか振り返ります。今回は、開館10周年を迎えてさまざまな大型企画が行われた1999年を前後編に分け、上半期に各施設で行った公演や展覧会を前編として紹介します。 ■●オーチャードホールプロデューサーに黒田恭一、シアターコクーン芸術監督に蜷川幸雄がそれぞれ就任19

          【1999年のBunkamura①】「STUDIO コクーン・プロジェクト」や「クレーメル ふたつの顔」など10周年を飾る特別企画が次々と実現

          感動が生まれる場所~劇場紹介その⑥ THEATER MILANO-Za

          Bunkamuraの主催企画を開催する劇場やホールをご紹介するレポート。「一度は生で音楽や演劇を鑑賞してみたい」と思っている方が気軽に足を運ぶきっかけになるよう、またすでに何度も足を運んでいる方も「このホールはこうなっていたのか!」と新たな発見を得られるよう、様々な角度から劇場・ホールの特徴に迫ります。 第6回は、2023年4月に東京・新宿歌舞伎町にオープンした超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」6階にある劇場「THEATER MILANO-Za」です。 “大衆娯楽文化の発

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          知れば歌舞伎がもっと分かりやすくなる!演目の種類と見どころ

          映画にサスペンスやラブロマンスなどのジャンルがあるように、歌舞伎にも「演目」という作品を分類するカテゴリーがあります。この演目について理解しておけば、自分が見たい作品を選びやすく、歌舞伎鑑賞を楽しむ道しるべにもなります。今回は、成立期からの歴史を振り返りながら、歌舞伎における演目の種類や見どころを紹介します。 歌舞伎の成り立ちから分類されていった演目歌舞伎の始まりは、慶長8年(1603)に出雲の阿国という女性が始めた「かぶき踊り」とされています。これは、世の中の常識に反抗し

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          バレエが好き、その思いだけで続けてこられた/岩井優花さんインタビュー

          “文化の継承者” として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。昨年プリンシパル・ソリストに昇格した、Kバレエ トウキョウにて活躍中のバレエダンサー、岩井優花さんの登場です。 バレエ以外の人生は 考えられなかった小さい頃から体を動かしたり踊ったりするのが好きで、3歳で『白鳥の湖』公演を鑑賞し、まだその記憶が残っているという岩井さん。鑑賞後、「私がやりたかったのはこれなの」とお母様にお願いし、バレ

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          【1998年のBunkamura】ピカソの全館横断企画を開催!N響オーチャード定期も新たにスタート

          「Bunkamura History」では、1989年にBunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信したのか振り返ります。第11回は、1998年に各施設で行った公演や展覧会を紹介します。 ピカソをテーマにした全館横断企画を実施(■オーチャードホール:『ピカソとダンス』 ▼ザ・ミュージアム:『ピカソ展』『ピカソと写真展』 ◆ル・シネマ:『ミステリアス ピカソ 天才

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          “ベートーヴェンの後継者”ブラームスとロマン派音楽の関係は?

          2023年10月からスタートした『N響オーチャード定期』新シリーズのテーマは<ブラームス・チクルス>。国内外の巨匠がタクトを振り、ブラームスの全4交響曲や「ハンガリー舞曲」などの名曲を演奏します。「Bunka Essay」ではチクルスをより楽しむことができるよう、作曲家ブラームスの特徴や魅力を全5回に分けて紐解いていきます。第3回は、ブラームスが分類されているロマン派音楽の定義や特徴、そしてブラームスとロマン派音楽の作曲家たちとの関係について解説します。 ロマン派=ロマンテ

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          感動が生まれる場所〜劇場紹介その⑤ めぐろパーシモンホール

          Bunkamuraの主催企画を開催する劇場やホールをご紹介するレポート。「一度は生で音楽や演劇を鑑賞してみたい」と思っている方が気軽に足を運ぶきっかけになるよう、またすでに何度も足を運んでいる方も「このホールはこうなっていたのか!」と新たな発見を得られるよう、様々な角度から劇場・ホールの特徴に迫ります。 第5回は、Bunkamuraを飛び出して様々な個性を持つ外部ホールで上演する「ORCHARD PRODUCE」のオペラ企画第1弾『魔笛』の公演会場となる、めぐろパーシモンホー

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          Bunkamuraも開設!文化芸術×メタバースの可能性と未来とは

          現実に近い特徴を持つ3次元の仮想空間での行動やコミュニケーションを可能とし、2030年には世界市場が79兆円規模まで拡大すると予測されている「メタバース」。その新しい可能性に注目した企業や団体が次々とメタバース事業に参入する中、Bunkamuraも2024年から文化芸術をバーチャル空間で楽しめるメタバースを開設します。従来のリアル空間での文化芸術体験と何が異なるのか? Bunkamuraと三社でメタバースを共同開発したNTT ArtTechnologyと大日本印刷(DNP)へ

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          迷った末に見つけた自分らしい文章とは?山崎ナオコーラさんインタビュー

          “文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。小説家、エッセイストとして活躍し、今年作家デビュー20周年となる山崎ナオコーラさんの登場です。昨年、現代人が現代人の感覚のままに『源氏物語』を読んで楽しむためのエッセイ『ミライの源氏物語』が、第33回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。評判を集め続ける山崎さんの軌跡を聞きました。 幼稚園の頃から作家になりたくて、 読書三昧だった学

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