Bunkamura公式

Bunkamuraはさまざまな文化・芸術の発信を通じて、多様な価値観が響きあう社会を目…

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Bunkamuraはさまざまな文化・芸術の発信を通じて、多様な価値観が響きあう社会を目指します。これからも文化を。これからの物語を。#Bunkamura

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マガジン

  • CAS通信

    Bunkamuraシアターコクーンがつくる演劇の学び場、コクーン アクターズ スタジオ=CAS(キャス)。「CAS通信」では日々のレッスン風景を不定期でお届けします。

  • Bunkamura Report

    「Bunkamura Report」では、Bunkamuraで開催したイベントのレポートや、主催企画を開催する劇場やホールをご紹介するレポートなどを配信していきます。

  • Bunka Baton

    “文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語っていただいています。

  • Bunkamura History

    「Bunkamura History」では、Bunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信してきたのか振り返ります。

  • Bunka Essay

    「Bunka Essay」では、文化・芸術についてのちょっとした疑問や気になることを取り上げていきます。

記事一覧

『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』会場の様子を一部公開!開幕レポート

 2024年7月20日(土)、梅雨明けと同時にオープンした『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』。身の回りの何気ない出来事や小さな気づきを、ユーモラスな作品にしてき…

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特別ワークショップレポート 第一弾 友枝雄人先生

 4月から開校した『コクーン アクターズ スタジオ(CAS)』は、 幅広いジャンルからの豪華なゲスト講師陣による〈特別ワークショップ〉も大きな特色。6月21日は能楽師とし…

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新たな出会いや挑戦が自分の世界を広げてくれる/伊原六花さんインタビュー

“文化の継承者” として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。学生時代は大阪府立登美丘高等…

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役割を終えた廃材を動物アートへと生まれ変わらせる/富田菜摘さんインタビュー

“文化の継承者” として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、本来の役割を終えた廃…

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2週間前
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松尾スズキとシアターコクーンが紡いできた挑戦の歴史

「Bunkamura History」では、1989年にBunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどの…

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2週間前
7

「コクーン アクターズ スタジオ」   ノゾエ征爾先生 レッスンレポート

日々のレッスン風景を不定期でお届けする「CAS通信」。 今回はノゾエ征爾先生のレッスン風景を制作目線でお届けします。 5月某日 今日はノゾエ先生の初授業。CAS生のみ…

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3週間前
7

難しそうで実は親しみやすい!現代アートを楽しむためのコツ

Bunkamuraザ・ミュージアムは“観客とともに「発見」する、ひらかれた現代アート”をテーマに、2024年7月20日から東京・世田谷区の二子玉川ライズ スタジオ & ホールで『…

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4週間前
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トークイベント『源氏物語のはじまり、そしてミライへ』開催レポート

6月14日(金)、日本の古典文学の最高峰『源氏物語』をテーマとしたトークイベント『源氏物語のはじまり、そしてミライへ』が、京都新聞文化ホールで開催されました。登壇…

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4週間前
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舞曲はどのようにクラシックのレパートリーに加わったのか?

オーチャードホールと横浜みなとみらいホールの2拠点からの“東横シリーズ”として、2024年11月にスタートする『N響オーチャード定期2024/2025』。新シリーズは<Dance Dan…

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1か月前
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【2000年のBunkamura】松尾スズキがシアターコクーンで初演出!世界の名門バレエ団が12年ぶりに待望の来日

「Bunkamura History」では、1989年にBunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどの…

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1か月前
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何ものにも代えがたい場所で、特別な映画を届ける喜びと責任/プログラマー(番組編成)の仕事

文化芸術を支える“裏方の役割”にスポットライトを当てる「Behind Bunka」。第3回は、プログラマー(番組編成)です。Bunkamuraル・シネマから、現在のル・シネマ 渋谷宮…

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1か月前
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「コクーン アクターズ スタジオ」松尾スズキ先生 レッスンレポート

コクーン アクターズ スタジオ=CAS(キャス)の日々のレッスン風景を不定期でお届けする「CAS通信」。 今回は松尾スズキ先生のレッスン風景を制作目線でお届けします。 4…

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1か月前
5

自ら発見した世界の見方をアートで伝える/鈴木康広さんインタビュー

身の回りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気づきを独自の視点でとらえなおす作品を制作してきたアーティスト、鈴木康広さん。この夏、二子玉川ライズ スタジオ …

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1か月前
20

“恋する作曲家”ブラームスのロマンティシズム

2023年10月からスタートした『N響オーチャード定期』シリーズのテーマは<ブラームス・チクルス>。国内外の巨匠がタクトを振り、ブラームスの全4交響曲や「ハンガリー舞曲…

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2か月前
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2台ピアノ演奏の可能性を開拓する気鋭のデュオ/アンセットシス 山中惇史さん&高橋優介さんインタビュー

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、2020年に結成された新…

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2か月前
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感動が生まれる場所~劇場紹介その⑦ 東急シアターオーブ

Bunkamuraの主催企画を開催する劇場やホールをご紹介するレポート。「一度は生で音楽や演劇を鑑賞してみたい」と思っている方が気軽に足を運ぶきっかけになるよう、またす…

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2か月前
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『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』会場の様子を一部公開!開幕レポート

 2024年7月20日(土)、梅雨明けと同時にオープンした『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』。身の回りの何気ない出来事や小さな気づきを、ユーモラスな作品にしてきたアーティスト鈴木康広さんの、東京では初めてとなる個展です。二子玉川ライズ スタジオ & ホールで開催中の展覧会の様子を、いち早くレポートします。  二子玉川駅直結の、おしゃれなショップやカフェ&レストランが建ち並ぶ二子玉川ライズ。この施設のメインストリートを、駅を背にどんどん歩いて行き、中央広場を越したところ

特別ワークショップレポート 第一弾 友枝雄人先生

 4月から開校した『コクーン アクターズ スタジオ(CAS)』は、 幅広いジャンルからの豪華なゲスト講師陣による〈特別ワークショップ〉も大きな特色。6月21日は能楽師として活躍する友枝雄人(喜多流シテ方)を講師に迎え、「能の呼吸、息による構えと発声」と題し、セルリアンタワー能楽堂で開催されました。  まず前半は、祝いの席などでも謡われ親しまれてきた「高砂」を使った謡(うたい)の稽古。正しい正座や扇の扱いといった基本からスタートし、発声や呼吸法などを学びます。謡本の数行を読む

新たな出会いや挑戦が自分の世界を広げてくれる/伊原六花さんインタビュー

“文化の継承者” として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。学生時代は大阪府立登美丘高等学校ダンス部でキャプテンを務め、現在は映画やドラマ、舞台など幅広いジャンルで活躍している伊原六花さんにお話をうかがいました。 創作や表現に関わる 厳しさと喜びを教えてくれた ダンス部の活動幅広い作品に出演し、凛とした佇まいとまぶしいくらいの笑顔で印象を残す伊原六花さん。10月の赤堀雅秋書き下ろし新作公演『

役割を終えた廃材を動物アートへと生まれ変わらせる/富田菜摘さんインタビュー

“文化の継承者” として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、本来の役割を終えた廃材をアートの素材として用い、愛らしい動物などユニークな立体作品を生み出している現代美術家の富田菜摘さんです。 廃材で動物を創作するスタイルはどうやって生まれた?生き生きと躍動感にあふれていて、どこか表情がユーモラスな動物の立体アート――しかしよく見ると、体のパーツが日用品や空き缶などの廃材で構成されている

松尾スズキとシアターコクーンが紡いできた挑戦の歴史

「Bunkamura History」では、1989年にBunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信したのか振り返ります。15回目となる今回は7/9(火)からTHEATER MILANO-Zaでの『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』の上演が迫るシアターコクーン芸術監督・松尾スズキが、シアターコクーン初登場の2000年から現在までの劇場と紡いだ歴史を、演劇ジャーナ

「コクーン アクターズ スタジオ」   ノゾエ征爾先生 レッスンレポート

日々のレッスン風景を不定期でお届けする「CAS通信」。 今回はノゾエ征爾先生のレッスン風景を制作目線でお届けします。 5月某日 今日はノゾエ先生の初授業。CAS生のみんなも先生も緊張している様子でスタートしました。  約2か月の授業でCAS生同士は仲を深めつつありますが、ノゾエ先生とは初めまして。近況報告と自己紹介かねて約20分間、エチュードを行いました。初回授業は名札を付けて授業に参加していたのですが、「もう名札を外していいよ」と仰られ、たった20分ほどのエチュードでノ

難しそうで実は親しみやすい!現代アートを楽しむためのコツ

Bunkamuraザ・ミュージアムは“観客とともに「発見」する、ひらかれた現代アート”をテーマに、2024年7月20日から東京・世田谷区の二子玉川ライズ スタジオ & ホールで『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』を開催します。現代アートに対して敷居の高さを感じてしまう方も少なくないかもしれませんが、そこで敬遠してしまってはもったいない! 今回は、現代アートを気軽に楽しむためのポイントを、ザ・ミュージアムのスタッフへの取材を元に紹介しましょう。 現代アートとは? なぜ分か

トークイベント『源氏物語のはじまり、そしてミライへ』開催レポート

6月14日(金)、日本の古典文学の最高峰『源氏物語』をテーマとしたトークイベント『源氏物語のはじまり、そしてミライへ』が、京都新聞文化ホールで開催されました。登壇したのは、『ミライの源氏物語』が第33回(2023年度)Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した山崎ナオコーラさんと、紫式部が『源氏物語』を起筆したとされている古刹・石山寺の第53世座主を務める鷲尾龍華さんです。 『ミライの源氏物語』で『源氏物語』を現代の社会規範から読み解いた山崎さんが、石山寺で歴代初の女性座主

舞曲はどのようにクラシックのレパートリーに加わったのか?

オーチャードホールと横浜みなとみらいホールの2拠点からの“東横シリーズ”として、2024年11月にスタートする『N響オーチャード定期2024/2025』。新シリーズは<Dance Dance!>をテーマに、舞曲を中心に心躍る名曲の数々を演奏します。「Bunka Essay」ではこの新シリーズをより楽しむためのポイントを、全5回に分けて掘り下げていきます。第1回では、舞曲がクラシックのレパートリーとして取り入れられ、定着していった歴史を紐解きます。 舞曲は“踊るための音楽”か

【2000年のBunkamura】松尾スズキがシアターコクーンで初演出!世界の名門バレエ団が12年ぶりに待望の来日

「Bunkamura History」では、1989年にBunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信したのか振り返ります。第14回では2000年に各施設で行った公演や展覧会を紹介します。 ■オーチャードホール:12年ぶりに待望の再来日!『ニューヨーク・シティ・バレエ 2000年日本公演』を開催20世紀最高の振付家ジョージ・バランシンの抽象バレエの創造の場として世

何ものにも代えがたい場所で、特別な映画を届ける喜びと責任/プログラマー(番組編成)の仕事

文化芸術を支える“裏方の役割”にスポットライトを当てる「Behind Bunka」。第3回は、プログラマー(番組編成)です。Bunkamuraル・シネマから、現在のル・シネマ 渋谷宮下にわたりプログラミングを担っている中村由紀子さんと野口由紀さんの二人に、デジタル化に伴う変化や、映画館のカラーを決める編成の仕事だからこその難しさや、これまでのエピソード、大切にしていることを聞きました。 映画館のカラーを決める編成の仕事コンサートホールや劇場、美術館などの施設やカフェ・ショッ

「コクーン アクターズ スタジオ」松尾スズキ先生 レッスンレポート

コクーン アクターズ スタジオ=CAS(キャス)の日々のレッスン風景を不定期でお届けする「CAS通信」。 今回は松尾スズキ先生のレッスン風景を制作目線でお届けします。 4月某日 レッスン初回 開講式も終え、杉原邦生先生やオクイシュージ先生たちの初回レッスンを経て、ついに松尾スズキ先生のレッスン日。松尾先生から事前に台本の台詞を覚えてくるように指示が出ていたため、レッスン場には入念にセリフと演技プランを確認する受講生の姿が見られ、熱気に満ち溢れていました。今回のレッスン場所は

自ら発見した世界の見方をアートで伝える/鈴木康広さんインタビュー

身の回りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気づきを独自の視点でとらえなおす作品を制作してきたアーティスト、鈴木康広さん。この夏、二子玉川ライズ スタジオ & ホールで個展『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』を開催します。本展を前に、彼が歩んできたアーティストへの道をうかがいました。 テレビ番組から開けたアーティスト・ライフデビュー以来、国内外で高い評価を得てきた鈴木康広さんは、現在45歳にして、武蔵野美術大学の教授もされています。鈴木さんはどのようにしてアーティ

“恋する作曲家”ブラームスのロマンティシズム

2023年10月からスタートした『N響オーチャード定期』シリーズのテーマは<ブラームス・チクルス>。国内外の巨匠がタクトを振り、ブラームスの全4交響曲や「ハンガリー舞曲」などの名曲を演奏します。「Bunka Essay」ではチクルスをより楽しむことができるよう、作曲家ブラームスの特徴や魅力を全5回に分けて紐解いていきます。最終回の第5回は、ブラームスの楽曲に大きな影響を与えた、秘められた恋愛エピソードを紹介します。 実らぬ恋に生涯胸を焦がしたブラームスブラームスが作った楽曲

2台ピアノ演奏の可能性を開拓する気鋭のデュオ/アンセットシス 山中惇史さん&高橋優介さんインタビュー

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、2020年に結成された新進気鋭のピアノ・デュオ「アンセットシス」の山中惇史さんと高橋優介さんに、2台ピアノ演奏の醍醐味やデュオ活動への思いについて語っていただきました。 別々の道を歩んでいた若きピアニスト2人が 運命的な出会いからたちまち意気投合有名な管弦楽作品や人気の映画音楽を2台ピアノ版にアレンジし、「アンセットシス(“1

感動が生まれる場所~劇場紹介その⑦ 東急シアターオーブ

Bunkamuraの主催企画を開催する劇場やホールをご紹介するレポート。「一度は生で音楽や演劇を鑑賞してみたい」と思っている方が気軽に足を運ぶきっかけになるよう、またすでに何度も足を運んでいる方も「このホールはこうなっていたのか!」と新たな発見を得られるよう、様々な角度から劇場・ホールの特徴に迫ります。 第7回は、渋谷のランドマーク「渋谷ヒカリエ」の11階に位置し、ミュージカルの本場のクオリティを体験できる作品を上演している「東急シアターオーブ」です。 ミュージカル観劇と渋