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Bunka Baton

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“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語っていただいています。
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#渋谷

自ら発見した世界の見方をアートで伝える/鈴木康広さんインタビュー

身の回りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気づきを独自の視点でとらえなおす作品を制作してきたアーティスト、鈴木康広さん。この夏、二子玉川ライズ スタジオ & ホールで個展『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』を開催します。本展を前に、彼が歩んできたアーティストへの道をうかがいました。 テレビ番組から開けたアーティスト・ライフデビュー以来、国内外で高い評価を得てきた鈴木康広さんは、現在45歳にして、武蔵野美術大学の教授もされています。鈴木さんはどのようにしてアーティ

2台ピアノ演奏の可能性を開拓する気鋭のデュオ/アンセットシス 山中惇史さん&高橋優介さんインタビュー

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、2020年に結成された新進気鋭のピアノ・デュオ「アンセットシス」の山中惇史さんと高橋優介さんに、2台ピアノ演奏の醍醐味やデュオ活動への思いについて語っていただきました。 別々の道を歩んでいた若きピアニスト2人が 運命的な出会いからたちまち意気投合有名な管弦楽作品や人気の映画音楽を2台ピアノ版にアレンジし、「アンセットシス(“1

5歳で歌舞伎に魅せられて、気が付けば歌舞伎俳優に/中村鶴松さんインタビュー

一般家庭から歌舞伎の世界に入り、十八世中村勘三郎のもとで修業を積み、今では若手の花形歌舞伎俳優として活躍する中村鶴松さん。2024年2月の歌舞伎座では『新版歌祭文 野崎村』の主役、お光を勤め、高い評価を受けました。2年前からは自主公演「鶴明会」も始動。5月の『歌舞伎町大歌舞伎』にも出演が決まっていて、その宣伝ビジュアル撮影でホストに扮したのが、インタビューの日でした。十八世勘三郎が「三人目の倅」と呼んで期待を寄せた鶴松さんの現在地とは? 5歳で歌舞伎に魅せられて普通の家庭か

バレエが好き、その思いだけで続けてこられた/岩井優花さんインタビュー

“文化の継承者” として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。昨年プリンシパル・ソリストに昇格した、Kバレエ トウキョウにて活躍中のバレエダンサー、岩井優花さんの登場です。 バレエ以外の人生は 考えられなかった小さい頃から体を動かしたり踊ったりするのが好きで、3歳で『白鳥の湖』公演を鑑賞し、まだその記憶が残っているという岩井さん。鑑賞後、「私がやりたかったのはこれなの」とお母様にお願いし、バレ

箏曲界の新星がボーダーレスな活動で切り開いた道とは/LEOさんインタビュー

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。第13回は、日本の伝統音楽のみならず、あらゆるフィールドで活躍する箏アーティストのLEOさんをクローズアップします。 ボーダーレスに活動する 箏アーティストとして向き合う 「春の海」箏という日本の伝統楽器で、クラシックやジャズ、コンテンポラリーなど、さまざまなジャンルに挑戦し、活躍の場を広げているLEOさん。近年ではロックの夏フェスに

14歳の新世代トランペット奏者は演奏もSNSも全力投球/児玉隼人さんインタビュー

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。第11回は、14歳にして大舞台で活躍し注目を集めるトランペット奏者、児玉隼人さんをクローズアップします。 自ら考え、発信する14歳のトランペット奏者「10歳以降に出場したコンクールではすべて1位および最高位を最年少で受賞」という経歴を持つ天才トランペット奏者、児玉隼人さんは現在14歳。けれど中学2年生とは思えない落ち着きを感じるのは、

次世代の能楽師が人間国宝の祖父・父から受け継ぐもの/茂山逸平さんインタビュー

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。第12回は、能・狂言を中心に、様々なジャンルの芸能を発信しているセルリアンタワー能楽堂で公演される『狂言の会-茂山狂言会-新作!?いや、もはや古典!!』から、能楽師の茂山逸平さんにご登場いただきました。つい先ごろも孝明帝を演じたドラマ『大奥』をはじめ、NHK連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『ごちそうさん』など多くの映像作品への出演でも知ら

衝撃のデビューから5年…天才ヴァイオリン少女の現在地/村田夏帆さんインタビュー

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、世界的に注目を浴びる16歳のヴァイオリニスト、村田夏帆さんをクローズアップします。 11歳でオーケストラと共演してデビューした天才少女とても16歳の少女が弾いているとは思えないほど、深い情緖をたたえた演奏で聴衆を魅了するヴァイオリニストの村田夏帆さん。それもそのはず、3歳でヴァイオリンを始め、11歳のときには東京交響楽団と共演

ピアノコンクールは自ら成長するための糧!/五十嵐薫子さんインタビュー

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、ジュネーヴ国際コンクール第3位をはじめ、国内外のコンクールで数々の賞に輝く注目のピアニスト、五十嵐薫子さんをクローズアップします。 内面に広がる豊かな世界を感じさせる音楽2022年、若手音楽家の登竜門として知られるスイスのジュネーヴ国際音楽コンクールで第3位を受賞、そのほかにも国内外のコンクールで数々の受賞を重ねてきたピアニス

Bunka Baton 亀井聖矢(ピアニスト)・後編

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。2022年のロン=ティボー国際音楽コンクールで第1位に輝き、ますます注目が集まっているピアニストの亀井聖矢さんです。今回は後編として、亀井さんにとっての理想の演奏、これから見すえている未来、そして2023年10月29日にBunkamuraオーチャードホールで開催されるリサイタル『Piano's Monologue』への意気込みを語ってい

Bunka Baton 亀井聖矢(ピアニスト)・前編

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。2022年のロン=ティボー国際音楽コンクールで第1位に輝き、ますます注目が集まっているピアニストの亀井聖矢さんです。今回は前編として、亀井さんを導いた恩師からの教えや、海外コンクールでの裏側を語っていただきました。 数々の恩師と出会ったおかげで 現在の自分がいる2022年11月13日、パリで開催された若手音楽家の登竜門・ロン=ティボー

Bunka Baton HIMARI(ヴァイオリニスト)

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、若くして世界にその名を響かせている天才ヴァイオリニストのHIMARIさんをクローズアップします。 音楽への深い洞察と広い視野が豊かな表現を生み出す2023年3月、N響オーチャード定期に初出演したHIMARIさんは、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を演奏しました。この曲はソリストに多くの超絶技巧が求められる難曲ですが、パガニ