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室内楽もオーケストラも貪欲に取り組む!/水野優也さんインタビュー
“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、室内楽からオーケストラまで幅広いフィールドで活躍しているチェリストの水野優也さんに、そうした精力的な活動に挑む思いや自らの目指す道について語っていただきました。
演奏を楽しむことに明け暮れていた少年時代に訪れた転機水野優也さんは2020年の第89回
愛すべき祖国の舞曲から生まれたショパンとリストの名曲(踊るクラシック!ここから始める舞曲入門②)
オーチャードホールと横浜みなとみらいホールの2拠点からの“東横シリーズ”として、2024年11月にスタートする『N響オーチャード定期2024/2025』。新シリーズは<Dance Dance!>をテーマに、舞曲を中心に心躍る名曲の数々を演奏します。「Bunka Essay」ではこの新シリーズをより楽しむためのポイントを、全5回に分けて掘り下げていきます。第2回では、ロマン派を代表する作曲家であるシ
もっとみる特別ワークショップレポート 第二弾 鵜山仁先生
7月11日と18日に開催された〈特別ワークショップ〉には、鵜山仁先生(文学座)が登場。聞くところによるとこの人選は、松尾スズキ主任たっての希望だったとか。井上ひさしの傑作『紙屋町さくらホテル』を教材に「戯曲とキャッチボール」と題し、日本演劇界を代表する演出家から直接学ぶ貴重な時間となりました。
11日は着席での読み合わせ。事前に役を割り振られた生徒たちは3グループに分かれ、ひと場面を読んでい
戯曲を読み込み、俳優が舞台で何かを起こすための「設計図」を描く/翻訳家の仕事
文化芸術を支える“裏方の役割”にスポットライトを当てる「Behind Bunka」。第4回は、海外戯曲の翻訳家に迫ります。アーサー・ミラー、テネシー・ウィリアムズなど20世紀を代表する大劇作家から、トム・ストッパード、サイモン・スティーヴンスなど現在も活躍中の劇作家まで、幅広い作品の翻訳を手がける広田敦郎さんにお話を伺いました。芝居の骨格となる台本=戯曲翻訳の世界とは?
“設計図”としての戯曲9
常識に縛られない独創性に心を奪われる!境界のないアートの魅力とは?
近年は企業活動から社会生活までさまざまな場面において、国籍・性別・年齢・障害の有無を問わず誰もが活躍できる「ダイバーシティ(多様性)」の実現が推進されています。Bunkamuraでも2023年から国際障害者交流センター ビッグ・アイの連携と協力のもとで「BiG-i×Bunkamura アートプロジェクト」を実施し、障害のあるアーティストによる作品を対象に作品募集を行っています。今年も国内外1400
もっとみるボストンから世界へ羽ばたくヴァイオリニスト/若尾圭良さんインタビュー
“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、アメリカをはじめ世界の注目を集めるヴァイオリニストの若尾圭良さんをクローズアップします。
人前で演奏したり、話したりするのが大好きボストンに生まれ育った若尾圭良さんは、9歳でオーケストラとコンチェルト(協奏曲)を初共演。2021年にユーディ・メニュ