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“恋する作曲家”ブラームスのロマンティシズム(ブラームスを深く楽しむ⑤)
2023年10月からスタートした『N響オーチャード定期』シリーズのテーマは<ブラームス・チクルス>。国内外の巨匠がタクトを振り、ブラームスの全4交響曲や「ハンガリー舞曲」などの名曲を演奏します。「Bunka Essay」ではチクルスをより楽しむことができるよう、作曲家ブラームスの特徴や魅力を全5回に分けて紐解いていきます。最終回の第5回は、ブラームスの楽曲に大きな影響を与えた、秘められた恋愛エピソ
もっとみる2台ピアノ演奏の可能性を開拓する気鋭のデュオ/アンセットシス 山中惇史さん&高橋優介さんインタビュー
“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、2020年に結成された新進気鋭のピアノ・デュオ「アンセットシス」の山中惇史さんと高橋優介さんに、2台ピアノ演奏の醍醐味やデュオ活動への思いについて語っていただきました。
別々の道を歩んでいた若きピアニスト2人が
運命的な出会いからたちまち意気投合有
感動が生まれる場所~劇場紹介その⑦ 東急シアターオーブ
Bunkamuraの主催企画を開催する劇場やホールをご紹介するレポート。「一度は生で音楽や演劇を鑑賞してみたい」と思っている方が気軽に足を運ぶきっかけになるよう、またすでに何度も足を運んでいる方も「このホールはこうなっていたのか!」と新たな発見を得られるよう、様々な角度から劇場・ホールの特徴に迫ります。 第7回は、渋谷のランドマーク「渋谷ヒカリエ」の11階に位置し、ミュージカルの本場のクオリティを
もっとみる【1999年のBunkamura②】蜷川幸雄と野田秀樹が『パンドラの鐘』で演出対決!大規模な『ゴッホ展』も話題に
Bunkamura History」では、1989年にBunkamuraが誕生してから現在までの歴史を通じて、Bunkamuraが文化芸術の発展にどんな役割を果たしたか、また様々な公演によってどのような文化を発信したのか振り返ります。今回は、開館10周年を迎えてさまざまな大型企画が行われた1999年を前後編に分け、下半期に各施設で行った公演や展覧会を後編として紹介します。
■オーチャードホール:
技術だけでなく心も後輩たちに伝える、責任の重さと誇り/床山の仕事
華やかな歌舞伎の舞台が生み出されるまでには、たくさんの凄腕職人たちの力が欠かせません。輝かしい瞬間は彼らの存在があってこそ成り立つのです。そんな大切な仕事を担う職人さんたちの中から、今回は床山さんにお話ししていただきました。東京鴨治床山株式会社の鴨治忠司さんは伝統の技を継承し、第一線で活躍する床山さんです。
時代の風俗に合わせて鬘を作る鬘(カツラ)作りは、まず鬘合わせと言って、鬘屋、床山、役者が
10人のパーカッショニストが縦横無尽に活躍!打楽器が旋律を奏でる『トゥランガリーラ交響曲』
10人もの打楽器奏者がステージに上がり、15種類の打楽器を縦横無尽に奏でる交響曲があるのをご存じでしょうか? それは “20世紀交響曲の最高峰”と称される『トゥランガリーラ交響曲』です。今回は、今年6月にオーチャードホールで開催する記念すべき第1000回定期演奏会でこの曲を演奏する、東京フィルハーモニー交響楽団の打楽器奏者の皆さんへの取材を基に、打楽器に注目しながら曲の特徴や聴きどころを紹介します
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